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October 30, 2012

気持ちの良い青空が広がっていた、、、。

これは先日の話。

曜日は日曜日。明日は定休日だ。

この日はいつもより少しテンションが高かった。

理由は至極単純。小学校の同窓会があったのだ。

卒業以来全く会っていない友人もいる。

皆が現在何をしているのかとても楽しみだった。

営業後、事務仕事を終わらせ2〜3時間遅れで到着した。

思っていたほど友人達は変わっていなかった。

かなり遅れての到着だったので、コースの料理はほぼ全て無くなっていた。

かろうじて、恐らく「煮込みうどん」であったであろうモノが

カッピカピに乾涸びて残ってので少しだけ食べた。

勿論腹が満たされる訳も無く、かなり空腹だったがテンションのバロメーターが振り切れていた僕は

修羅さながらに浴びるようにビールを流し込み、ワインをつまみにビールを飲み、テキーラを飲み、、、

気付けばすっかり「完成」していた。

近況報告をしたり「あの頃は誰が好きだった」など話したりと大いに盛り上がった。

少し落ち着いた時、なぜか僕は大学院で「蛾」の研究をしている友人と熱い「蛾」トークを繰り広げていた。

「酔い」とは不思議なものである。何にでも「アツく」なれる。

僕は「蛾」のありったけ知識を友人にぶつけていた。

意外と感心された。

時刻はam2:30

楽しい時間が流れていた。

流れていた筈だった。

、、、。

、、、、。

、、、、、、。

眩しい。

気付くと僕は外にいた。

時刻はam6:00

路上で「大の字」だ。

ふらふらする。

右目が痛い。

微かな記憶の中で、何故か僕が一言しゃべる度に張り手をかましてきた女友達がいたのを思い出した。

「何故外にいる?」

「そもそも皆はどこに?」

そんな事は最早どうでも良かった。

いつ買ったか覚えていないミネラルウォーターを握り、僕は帰路への一歩を踏み出した。

見上げると気持ちの良い青空が広がっていた。

下を向くと「おえっ」ときそうなので丁度良い。

tatsuya

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Update: November 20, 2024

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