今まで1950年代~90年代までのオススメ映画を47本ブログに書いてきました。
(それ以外にも映画のことはちょこちょこ書いていましたが…)
なんとなく無くなるのは寂しいので映画のことを書く時はカウントしていこうかなと思います。
今回をno1.とすることにします。
ドイツの映画監督
Rainer Werner Fassbinder
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
監督!
3ピースの着こなしがかっこいいです。
ネクタイのフィット感は良い意味でくせ者ならではの出せる技ですね。
さすがジャーマン・ニュー・シネマの担い手の一人...
ファスビンダーの映画は
友人からDVD BOXセット(後期〜晩年の傑作3作品!)
を長いあいだ借りてまして、、
この正月にやっと3本観れました。
まずは
1. 13回の新年のある月に (1978)
ファスビンダーによる、もっともかつ個人的な映画。
13回目の新月が巡ってくる年には、破滅者が続出するというーーー
自身を見失った主人公エルヴィラ/エルヴィンの最後の彷徨いを描く...
お洒落です。
これがゲイではなくモデルさんだと
イタリアン・ヴォーグの表紙です。
ブスかわいいモード感この上ない...
人生ってなんなんでしょうね...
と思った映画!
2. ベロニカ・フォスのあこがれ (1982年)
西ドイツ三部作の3つ目で
ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品!
ナチ時代のスターとして、抜け殻のように現在を生きるヴェロニカ。
彼女の絶望的なまでに甘美な、銀幕そして人生退場の終章。
限りなく美しいモノクロ映像で、 1950年代ドイツの光と影が再現される...
このポスター欲しいっ!
アンティークの黒いミシン!?
みたいな雰囲気で素敵っす!!w
大女優は大変です。。
モダンでジャンキーな映画!?
モノクロの世界に引きづり込まれます。。
そして、、
3. ファスビンダーのケレル (1982年)
アンディー・ウォーホールによる宣伝用ポスター
モノクロの上にPOPにエディットされた色彩がお洒落です。
めちゃくちゃカッコいいです。
他にもウォーホールのこのテイストのアートは見慣れてるのに◎
この方が商業アート面で大活躍してる80年代に
僕はリアルタイムに10代を過ごせて光栄です!
このセーラーズのボーダーのカットソーを合わせてるスタイルは
ジェームス・ディーンを彷彿させますw
が、、
内容はとんでもないのです...
ジュネの小説『ブレストの乱暴者』を、国際スターの共演で映像化。
ファスビンダーの急死 (1982)の(数ヶ月)後に公開された、
彼の映画の新境地にして、神秘に包まれた最大の異色作...
ダメな人は観れないかもしれないので、あしからず。。
肉々しくマッチョな変態◎メンズ映画...
素晴らしいです。
僕はこの3本のなかでケレルが最も度肝を抜かれました。
もういっちょカラー違いのポスター!
ウォーホール先生による青バージョン!!
キてます!◎
恐るべしファスビンダー監督...
このツバ長めのハットと眼鏡のコンビネーションいいですね。
カッコいい...
本人の内側からにじみ出るオーラがあってこそ、、
このファッションが似合う!
そして、
ファスビンダーさんの映画でまだ観れてないのがコレ
↓マリア・ブラウンの結婚(1979年)↓
こちら西ドイツ三部作の一作目!
このポスターめちゃイカしてますし、、
洋物の耽美主義に萌え!w
ヒジョーに観たい映画!!
ワタクシはこのファスビンダー監督の映画3本を観た直後には
脳内が活性化されすぎて感動し、、
わざわざ画像をpic flame(アプリ)して自分のインスタグラムに載せたのでした。
とにかく3本ともぶっ飛んでます◎
つまらない映画に飽き飽きし、、
とんでもない◎映画に
ご自分の感性をグサグサ刺激されたい方は、、
是非観て下さいっ!!
ファスビンダー最高!!!