こんにちはTatsuyaです。
僕は辛いものが好きなのですが、先日お客様にかなり辛い麻婆豆腐を出す店が代官山からも近い池尻大橋駅にあると教えてもらい行ってきました。
橙(ダイダイ)というお店です。
教えてもらった時にアシスタントに入ってくれていたSuzunaといってきました。
↓一番右の赤字で書かれているのが目当ての麻婆豆腐。
「地獄谷の麻婆豆腐」食べ物に「地獄」付けるあたりがもう辛さに対する自信に満ち溢れてますね。なんなら「谷」までつけてるし。
で、早速それがきました。
唐辛子入れ過ぎ案件です。
『谷』というより『深淵』。
中央には申し訳程度に卵黄が添えられていますね。
さながら食す者はカンダタ、卵黄は地獄に降ろされた一本の蜘蛛の糸。
Suzunaちょっと引いてた。
ドイツの哲学者ニーチェは言いました。
「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ。」
この時Suzunaも地獄谷に覗かれていたことでしょう。
正直食べてみたら卵黄のマイルドさなど地獄谷にかき消されておりました。が、しかし美味い。
結局しっかり完食しました。
辛いモノ好きの方、おすすめです。
ここで地獄についてお話しすると、どうも仏教には地獄にも八段階の深さがあるそうでして。。。
そう。
この地獄谷の麻婆豆腐にも更なる深みがあったのです。
1枚目の写真をもう一度見てみましょう。
おわかり頂けただろうか、、、
では分かりやすく寄った写真を
一辛〜二十辛、、、
おい!仏教の教えでも八階層だぞ!!
二十て何だ!地獄の鬼達だって「ちょっ、、、やり過ぎじゃない?」とか苦言を呈するでしょ。
あれか。ここの社長さんが閻魔様か。地獄の法改正なのか。
因みに店員さんに後から「僕らが頼んだのは何辛なのか」と尋ねた所
「あれは何辛とかじゃない。普通の。」と言われました。
僕らはただ、地獄谷の入り口で戯れあっていただけだったのです。
地獄、奥深ぇ。